ヒト・モノ・カネは、成功への必須条件?
起業する時には、足りないものを数えてそこを補っていくものです。
それは大変に正しいことだと思います。
しかし石橋を叩いて渡る前に、叩きすぎて壊してしまっては、いつまでたっても新たな展開は望めなくなります。
慎重なことは良いことですが、私どもへの問い合わせを何回も何ケ月も、時には何年にも渡って慎重にされる方が時々ありますが、そのような方は結局何もしないで終わってしまう方がほとんどのように見受けられます。
全てのものを用意して出発するのも結構ですが、始めるまで分からないのがビジネスであり、人生もしかりだと思います。
例えばカネがないということでも、そこで思考も足取りも止めてしまっては良い経営者にはなれないと思います。
経営者というのは、歩きながら、時には走りながら判断を下さなければならないことがあるものです。つまり慎重さだけでは通用しないのが経営者の現実なのです。
ビジネスの局面においては、1億円の金よりも勇気が勝る時があり、モノがなくても元気で乗り切れる時も少なくはないのです。人だって、始まってから生まれる人間関係を大きく育て上げていくことができるものです。
必死の一念で岩をも貫くような決意をお持ちなら、無いものねだりより在るもので戦う算段を始めた方が良いと思います。
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