時代の変化はすごいスピードで起こっています。
世に起こる変革で言えば「昔の100年が、今の10年に値する」と言われていたのは1980年代初めのことでした。
2017年の今では、昔の100年が一体何年に値するのかわからないほどです。
近い将来に無くなる仕事予想が発表せれたりして話題になっていました。
自動運転の自動車が街を走りだせば、タクシーやバスのドライバーだけでなく軽から大型までの貨物ドライバーの仕事は大きく減少するでしょう。収入も同様です。
累積記憶や比較に時間をかけないばかりでなく、正確にそれらを行うコンピューターは弁護士や税理士、会計士、銀行融資担当者、その他の専門業の方々の業務を奪っていくことになるでしょう。
あらゆる組織の受付だけでなく、総務部門も同様にボタンを付けた案内処理能力に優れた機械が人々の活躍の場を取り上げていくのかもしれません。
警察や警備の仕事もカメラやセキュリティー機器の発達によって、今までとは明らかに違った活動で効率的に図られるようになり、当然無人化は進んでいくのでしょうし、兵士の数もこれまでのようには必要ではなくなっていくのでしょう。
これらの予想図を見ていて「人が人の心を想像し、接する仕事はなくならないのだなぁ」という印象を持ちました。私どもが行っている「カウンセラーの仕事」は、特に「悩み」を対象にしているのですから「機械的処理」には耐えられず、まだまだこの先も必要性が消えていくということはなさそうです。
さて、人が人の相手をする仕事、つまりユーザーが相手として「人間」を求めている仕事の中で、「サービス業」と呼ばれるものには実に多くのバリエーションがあります。
その中で「ケアビジネス」と言われているものは、「相手のストレス軽減」を主目的としているものが少なくありません。
時代の変化の中で、ストレスも変化をしていくのですから、そこには新たなサービスが求められ、登場してくるでしょう。ニュービジネスの着眼点は、そこに向けられるはずです。言葉を変えて言えば、これからの「サービス業とは、ストレス請負業である」と言えるのではないかと思います。
あなたは、どこに住む誰の、どんなストレスを解消してあげられますか?
独立のヒントは、きっとそこに隠されているのではないかと思います。
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