気がつけば同じ職場に10数年。結婚、出産も経験し、仕事の実力もつけてきた。とにかく、もっと自分らしい社会貢献がしたい!
「よし、新しい年を迎えたことだし、心機一転してママ社長になってやる!」
昨今、ママ社長は増加傾向にあります。しかし、勢いだけでの起業はリスクが高いのも事実……。
そこで、起業する女性を支援しているイニラボ代表・掛田恭子さんから“ママ社長として成功しやすい女性の鉄則4つ”を伺いました。焦って致命的な失敗をする前に、確認しておきましょう!
■鉄則1:起業は過去の職歴と実績を活用すべし!
「私は、少人数のデザイン事務所で、雑誌のレイアウトを10年していました。同じ仕事の繰り返し、お給料は上がらない不安定さを感じていましたね。
独学でWEBデザインなどを勉強し、事務所経由でお仕事を受注させていただけるようになってから、WEBデザインで独立する決心をしました」
なるほど、経験したことがない分野で起業するより、過去の職歴と実績を活用しての起業したほうが成功しやすそうですね。
■鉄則2:何でも1人でこなさぬべし!
「起業するタイプは、1人で何でもこなそうとする自立型。そこにはまると仕事に没頭しすぎて周囲が見えなくなりがちです。自分で何でもすることが起業後の成功と直結しているわけではありません」
確かに「自分で何でもしよう!」という人が起業しそうですよね。そこに落とし穴があることは知っておくべきでしょう。
■鉄則3:自分自身の可能性を信じ、柔軟に変化すべし!
「忘れがちなのは、内面に目を向けること。自分の可能性を信じられるか、なぜそれで起業するのか、“ゆるぎない理由”を自分の内側と深く対話して導き出しておくことです。
また、起業後には、自分の思い通りにいかないことが多くなります。他人を変えるのではなく、自分自身を変化させることを起業前から習慣化しておくことは、必ず役立ちます」
起業に伴う“作業”に追われて、内面を見つめる機会を失ってしまうと、起業後に大変な思いをするかもしれません。自分自身の可能性を信じつつも意固地にならず、臨機応変に対応することを心がけましょう。
■鉄則4:家族と仲良くし、独自の気分転換法をもつべし!
「特にお子さんをもつ場合は、夫をはじめ家族と仲良くすることはもちろん、何か起きたとき、自分の気分をサッと良いほうに変えられる気分転換法をもつことは大切です。協力体制を築いておくことは、起業後に大きく影響してくると感じています」
子どもが急病になった、急なトラブルで家に帰れない……など予期せぬことは起こりがち。家族の協力で何とか乗り切れるよう、今のうちから良好な関係を築いておきましょう。
言われれば納得の鉄則4つ。あなたも、ママ社長を目指す前に、もう1人の自分自身と対話する機会をとってみてはいかがでしょうか?(マイナビニュースから)
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