心理カウンセラーがどのような仕事なのか、漠然とはわかるけど実のところ詳しく知らないという人もいるのではないでしょうか。
心理カウンセラーは、「カウンセリング」つまり相談や助言を行う人のことで、基本的には人が抱えている悩みに耳を傾け、 問題解決のために一緒に考えたり助言したり、また苦しみや試練に耐える心を養うための支援が主な仕事内容となります。
精神科医と似ていますが、治療行為ではなく相談を行う点が大きく異なります。
心理カウンセラーといっても、様々な分野におけるカウンセラーが存在するので、各分野でカウンセリングの対象や扱う悩みの種類も異なります。
例えば・・・
● キャリアカウンセラー・・・転職や就職、仕事におけるキャリアアップなどで悩む人が対象で、適職探しなどを支援することが仕事となります。
● スクールカウンセラー・・・小中学校の児童や生徒、保護者や教師がカウンセリングの対象で、子供心のケアに努め、いじめや不登校など教育現場で起きている問題解決を目指すことが主な役割となります。
他にも、
● 不妊カウンセラー・・・不妊に悩む人が心の負担を軽くし、よりよい意思決定を行うためのサポートを行います。
● 結婚カウンセラー・・・婚活中の人がよりよい相手にめぐり合えるように支援していきます。
● 環境カウンセラー・・・市民や事業主に対し、環境保全のための助言を行います。
● 留学カウンセラー・・・留学希望者に対し様々な留学情報を提供し、希望に合った留学プランの作成を行うのが主な仕事となっています。
このように、心理カウンセラーというのはカウンセラーの総称とも言えるので、どの分野で活躍するかによって仕事内容も異なります。
またカウンセラーの名称も様々であり、調査官や心理技師などカウンセリングを専業として行っていないケースあります。
心理カウンセラーの仕事内容は多岐にわたっており、心のケアが必要となる分野がまだまだたくさんあることから、今後も様々なカウンセラーが増えてくることが予想されます
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